カナダ歴10年のCollie(コリー)です。
ほとんどの生活必需品は、カナダのAmazonか実店舗で買ってしまう私。
でも「どうしても日本の商品がほしい!」と思うこともあります。日本にしかないブランドの服や、娘の日本語の絵本など…。
そんな時はいつも、日本のオンラインショップで買い物をして、送り先を実家に設定し、母にこう頼んでいました。
快く引き受けてくれる母ですが、「今日も郵便局に行けなかった~」と1週間が経ったり、「発送料は出してあげるけど、重いモノはダメよ~」と小言を言われたり(笑)
そこで、ふと友人が話していた荷物転送サービスの存在を思い出したんです。母の負担も減るし、時短になるかも!と思い、さっそく利用してみました。
使ったのは、楽天グローバルエクスプレス。
感想としては、料金、速さ、使いやすさ、すべてが大満足のサービスでした!
気になる送料は1.7kgで7,590円、かかった日数は登録→買い物→カナダの自宅に届くまで計9日でした。
楽天グローバルエクスプレスとは
楽天グローバルエクスプレスは、日本の荷物を海外に送ってくれる「荷物転送サービス」です。
まずは日本のオンラインショップでお買い物。
その際に送り先を「楽天が持つ日本国内の倉庫」に設定すれば、届いた荷物を楽天が梱包して海外に発送してくれるのです。
楽天のサービスではありますが、楽天市場で買ったものだけが対象ではありません。例えば、
- 楽天市場で買ったアクセサリー
- ユニクロの服
- 赤ちゃん本舗のおもちゃ
- 実家に残していたジャケット
など、日本国内の郵送を扱う全オンラインショップの商品、さらには実家からの荷物でも、全部ひとつに梱包して海外発送してくれるんです。
ただ、送れないものもあります。アルコール類、冷蔵・冷凍品、リチウム電池を含む商品など。送り先の国によっても異なるので、詳しくは楽天の公式サイトを確認してくださいね。
楽天グローバルエクスプレスの使い方
使い方は、とっても簡単です。
管理画面も分かりやすく、今の状況が一目で分かります。さらに、荷物が届いた、梱包が完了したなど、進展を都度メールしてくれます。
さすが大手だと感じたし、やっぱり日本のサービスってすごい!と思わせてくれるサービスでした。
まずは会員登録
まずトップページから会員登録。指示に沿って、名前やメールアドレスを入力します。
既に楽天のアカウントを持っている人は、同じアカウントでログインできます。
「お買い物用住所」をゲット
登録を進めると「あなた専用のお買い物用住所」がもらえます。
楽天は神奈川県川崎市に大きな倉庫を持っていて、その中を各お客様用の小さなスペースに分けているのだと思います。
そのため、住所の最後にある番号は、お客様によって異なります。
このお買い物用住所は、楽天市場のマイページにワンクリックで追加できます。
普段から楽天市場を使っている方には、見覚えのある画面ですよね。
そして楽天グローバルエクスプレスの管理画面では、お買い物用住所がコピーできるようになっています。
楽天以外のオンラインショップでお買い物をする際に、便利ですよね!小さな気遣いが嬉しいサービスです。
本人確認
次に本人確認。指示に従えば、ほんの数分で完了します。必要なものは2つ。
- 顔写真(カメラが起動)
- ID(顔写真、名前、生年月日、現住所が記載されたもの)
私はIDとしてカナダの運転免許証を使ったのですが、免許証に全4項目が記載されていたにもかかわらず、なぜかもうひとつIDを求められました。
でも再度、同じ免許証を撮影すればOKと出たので結果オーライでした!
日本のオンラインショップでお買い物
ここまで終われば、あとは楽しくオンラインショッピング。
その際に送り先として、先ほどの「あなた専用のお買い物用住所」を入力してくださいね。
もちろん、商品自体の価格や楽天の国内倉庫への送料は、ここで各オンラインショップに支払います。送料は、一定の価格以上お買い物をすれば、無料になるショップが多いです。
商品の価格を入力
オンラインショッピングを楽しんだ翌日、楽天市場とユニクロから「商品を発送しました」とメールが届きました。
さらにその翌日、楽天グローバルエクスプレスから「荷物が届きました」とのメールが。そこには、このような内容が書かれていました。
通常、海外に荷物を送るときは、商品の内容と料金を入力しますよね。
楽天グローバルエクスプレス側は、私が買ったユニクロの商品の価格は把握できません。なので、自分でマイページに行って価格を入力します。
一方で楽天市場の商品は、同じ会社なので自動的に入力されていました。
梱包を依頼
まだこの時点で楽天グローバルエクスプレス側は、もう海外に発送して良いのか、それとも他にも商品が届くのか分かりません。
そのため、すべての荷物が届いているのを確認したら、私たち自身が「梱包依頼」をクリックします。その際、また嬉しいサービスがありました。
できるだけ荷物を軽くして送料を抑えられるよう、不要なチラシや箱を無料で廃棄してくれるのです。
これらのオプションを選択したうえで梱包依頼を出すと、その日中に「梱包が完了しました」とのメールが届きました!
郵送法を選択
次はいよいよ、郵送方法の選択。マイページで送料の「見積り」をしましょう。
最終的な箱の重さと大きさが書かれているので、その数値を入力します。
いくつかの郵送方法と料金が表示されました。私の場合、3つのオプションがありました。
- スーパーエクスプレス(DHL/FedEx)
- スタンダードエクスプレス(EMS)
- 船便
※DHLはドイツ、FedExはアメリカが本社の、世界規模の物流サービスです。
船便は以前使ったことがありますが、2,000~3,000円安くなるものの、待ち時間があまりに長いのでおすすめしません。
となるとスーパーエクスプレスが速くてお得に思えますが、こちらは荷物を受け取る際に関税がかかる可能性が高いと聞いたため、私はEMSを使うスタンダードエクスプレスを選択しました。
ここで表示される料金は、手数料などを含む合計金額でした。
発送依頼・送料を支払う
最後にクレジットカードや楽天ポイントを使って、送料を支払います。
翌日には発送完了の旨と、追跡番号が書かれたメールが届きました。
4日後、荷物が届いた!
そこから4日後、カナダの自宅に荷物が届きました。
服は皺になることなく、キレイに箱に入っていました。
また梱包についても、余分な包装やチラシは入っておらず、依頼どおり最小限になっていました!
利用してみた感想
今回初めて実家を頼らず、楽天グローバルエクスプレスを使ってカナダに荷物を送りました。
感想は、登録から発送まで全サービスにおいて大満足でした。
- 複数の商品を無料で梱包してくれる
- 速い・安い・丁寧
- 連絡がマメで、管理画面も使いやすい
- 楽天ポイントが貯まる
荷物転送サービスの中には、複数のショップから買い物をすると「梱包料」が加算されるケースも多いです。
でも楽天グローバルエクスプレスは、梱包無料。無駄な包装も無料で廃棄してくれるのが、嬉しいポイントです。
そして今回、郵送にかかったのは7,590円でした。郵便局の公式サイトによると、同じ重さの荷物を実家からEMSで送ってもらう場合は6,150円。
つまり、1,440円が楽天グローバルエクスプレスの手数料と予測できます。
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思います。
私は、時短になること、家族の負担が減ること、支払いに楽天ポイントを使える+新たにポイントをもらえることから、とても良心的な価格だと思いました。
登録から荷物受け取りまでの時系列
時系列をまとめます。
8月17日 楽天グローバルエクスプレスに登録
8月18日 オンラインショッピング
8月20日 楽天の国内倉庫に荷物が到着
8月20日 梱包依頼・梱包完了
8月21日 発送依頼・支払い
8月22日 発送完了
8月26日 カナダの自宅に到着
すべての工程にかかったのは、たったの計9日でした。こちら側の動き次第では、さらにあと2日は短縮できたかもしれません。
ここまで短い日数で荷物が受け取れたのは、楽天グローバルサービスが、梱包や発送の依頼に対して当日もしくは翌日には対応してくれたからです。
(8月22日以降はEMSの管轄なので、その配達の速さにも驚きました!)
まとめ
今まで実家を頼っていた、日本からの荷物の郵送。
今回初めて楽天グローバルエクスプレスを使ってみましたが、1,000円ちょっとの手数料でここまで丁寧で速いサービスが受けられて、正直びっくりしました。
これからも長く続く海外生活。日本の商品が恋しくなったら、また必ず利用すると思います。