【海外から仕事】フリーランス・リモートワークにおすすめのサイト5選

カナダ歴10年のCollie(コリー)です。

海外在住者やフリーランス希望者におすすめ!リモートワークが見つかるサイト5選を紹介します。

このように考えている方に、役立つ記事だと思います。

  • オンラインの仕事を探している
  • 海外在住だけど現地で働けるビザがない
  • 日本語と英語の両方を活かしたい

これから紹介する全サイト共通で、実に様々な仕事が見つかります。

ライティング、翻訳、データ入力、事務、カスタマーサービス、ロゴ作成、マーケティング、動画編集、サイト作成、etc…。

みなさんは、この中にひとつでも「できる」「やってみたい!」と思う仕事がありましたか?もしくは「私にはこんなスキルや経験がある」という自信がありますか?

どちらかにでも当てはまったなら、きっと自分に合ったリモートワークが見つかります。

私は計5年間、日本と14時間の時差があるカナダから、オンラインで日本の企業と契約して仕事をしていました。

Collie
5年間の経験を経て、時給は1,500円→4,500円に上がりました。

その際に使ったのが、クラウドソーシングの仲介サイトです。

クラウドソーシングとは?

リモートワーク_海外

まずクラウドソーシングとは、なにを意味するのでしょうか?

クラウドソーシング
会社や個人事業主が、インターネットを通じて人を探し、業務を委託すること。

近年までは「仕事=会社に出向いて働く」というイメージが強かったですよね。それが一気に変化したのが、コロナ禍。

ソーシャルディスタンスが求められ、今まで会社に出向いていた人が、自宅からパソコンを使って働くようになったのです。

これが「テレワーク=リモートワーク」が受け入れられた背景です。それに伴って、クラウドソーシングで人を探し、フリーランスの人に業務を委託する会社も増えたわけです。

フリーランスとは

特定の企業に所属せず、個人で仕事を探して引き受ける働き方。自由度が高く、特定のスキルを活かしやすい。

これは海外在住者にとって朗報でした。

なぜなら物理的に日本にいられない、つまり日本の会社に正規雇用してもらえない私たちにとって、仕事のチャンスが格段に増えたからです。

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英語力_活かす_活かせる_仕事_副業_探し方

フリーランスにおすすめのサイト5選

私がおすすめするクラウドソーシングの仲介サイト一覧です。

特徴 利用者数 手数料
クラウドワークス 国内最大級で知名度も高い。初心者~経験者まで活躍中。 約480万人 5~20%
ランサーズ 歴史が長く福利厚生もあり。初心者~経験者まで活躍中。 約120万人 16.5%
Upwork アメリカ発。基本的な英語力は必須。中~長期案件が多い。 約1,800万人 10%
ココナラ 個人がスキルをアピール→注文を受けるプラットフォーム。 約420万人 22%
Fiverr イスラエル発。基本的な英語力は必須。ココナラと似たプラットフォーム。 約420万人 20%

※2024年現在の情報です。利用者数は目安です。

一覧にある5社すべてが、仕事を依頼する会社や個人事業主(=発注者)と、仕事を探す個人(=受注者)を結ぶサービスです。

Collie
みなさんはお金をもらう側(=受注者)だと思います。

ただこの5社は、ある特徴により2種類に分けられます。

発注者が募集を投稿→受注者が応募
クラウドワークスランサーズUpwork
受注者がスキルをアピール→発注者が依頼
ココナラFiverr

仕事のマッチングという意味では同じですが、前者は個人が募集に応募して仕事を勝ち取るイメージ。後者は自分のスキルをアピールして仕事の依頼を待つイメージです。

※前者で受注者に直接スカウトが来ることもあるし、後者で発注者が募集を投稿することもあります。

クラウドワークス

リモートワーク_サイト

  • 利用者数も案件数も日本最大級
  • 未経験者でも応募可の案件が多数
  • 単発~長期まで。使いやすい仕様

未経験者から特定のスキルを活かしたい人まで、単発の業務から長期の契約まで、フリーランスのみなさん全員におすすめなのがクラウドワークス。

実は私もクラウドワークスへの登録がきっかけで、英語学習系ライターとしての第一歩を踏みだしました。仕事への応募から報酬の受け取りまで、初めてでも使いやすいサイトです。

一般的にクラウドソーシングの仲介サイトには「仮払い」があります。これは受注者が仕事に取りかかる前に、発注者がサイトにお金を払うシステム。

クラウドワークスも仮払いが必須なので、仕事をしたのにお金がもらえないという心配はありません。

大手ならではの安心のサポート体制もあるので、まずは登録してみると良いでしょう。

手数料 10万円以下:20%
10~20万円:10%
20万円以上:5%
報酬の受け取り 日本の銀行口座
(振込手数料は500円、楽天銀行のみ100円)
仕事の形式 タスク(例:1タスク○○円)
プロジェクト(例:1契約○○円、時給○○円)
コンペ(例:ロゴ提案→採用されたら○○円)

クラウドワークスで仕事を探す

ランサーズ

リモートワーク_サイト

  • 2008年に始まった老舗の会社
  • 福利厚生プログラムを提供
  • 未経験者~上級者までにおすすめ

知名度は若干クラウドワークスに負けるランサーズですが、実は案件数はランサーズが上。

例えば「英語」というキーワードで見つかる案件は、クラウドワークスが約15,000件、ランサーズは約75,000件です。

またランサーズの特徴として、福利厚生プログラムがあります。正社員が受けられるサービスをフリーランサーにもという考えから、スポーツ施設やレジャー施設での割引、健康面や育児へのサポートなどを提供しています。

毎月一定額の案件を引き受けているなど条件はありますが、長期でフリーランスを目指す方にはとても魅力的なシステムです。

こちらもフリーランス初心者はまず登録しておくと、間違いないと思います。

手数料 16.5%
報酬の受け取り 日本の銀行口座
(振込手数料は550円、楽天銀行のみ110円)
仕事の形式 タスク(例:1タスク○○円)
プロジェクト(例:1契約○○円、時給○○円)
コンペ(例:ロゴ提案→採用されたら○○円)

ランサーズで仕事を探す

Upwork(アップワーク)

リモートワーク_サイト

  • アメリカ発。世界最大級のプラットフォーム
  • 最低単価が日本発のサイトより高め
  • 日本語と英語が必要な案件多数

Upworkは、クラウドワークスやランサーズの英語版と考えて良いでしょう。とはいえ「英語話者が多いなか、私が案件取れるの…?」と思われた方もいるかもしれません。

でも「Japanese」というキーワードで探すだけでも、翻訳、通訳、音声入力、日本向けマーケティングなど様々な案件が見つかります。

さらに日本人ユーザーがまだまだ少ないおかげか、競争率も低め。英語が得意という方には穴場のサイトです。

また近年の円安も相まって、クラウドワークスやランサーズの2~3倍の時給を提示している案件も少なくありません。手数料も低いので、同じ仕事量でも日本の案件より稼げる確率はぐっと上がります。

日本発のサイトと違い、居住国の銀行口座やPayPalなどで報酬を受け取ることも可能。この機会に外貨を稼ぎたい!という方は、どんな案件があるか覗いてみてくださいね。

手数料 10%
報酬の受け取り アメリカの銀行口座(手数料無料)
その他の銀行口座(手数料0.99ドル)
PayPal, Payoneer etc.
仕事の形式 相手と要相談
(1契約○○円、時給○○円)

Upworkで仕事を探す

ココナラ

リモートワーク_サイト

  • 自分のスキルをアピールして注文を受ける
  • おひねり制度で報酬アップ
  • 実績を積めば積むほど仕事が入る

ココナラは「このスキルを活かしてお金を稼ぎたい!」という信念があり、そのスキルをアピールできる方におすすめ。実は私も発注者としてイラストを依頼したことがあります。

今までの3社は、会社が人を募集してフリーランサーが応募するスタイルでした。一方でココナラは、個人が「こんなロゴが作れます」「質の高い翻訳ならお任せください」などとアピールして、そのサービスを買いたい会社や個人が注文する形です。

特にロゴやアイコンを描けるイラストレーター、Webデザインやサイト制作ができる方、動画作成が得意な方などにおすすめです

双方が報酬について合意した後でも、発注者が追加でお金を払ってくれる、おひねり制度もあります。

まずはどんな仕事を受けたいか、過去の実績や料金と共にプロフィールページを充実させましょう。仕事が入って発注者が高い評価を付けてくれると、どんどん依頼が来やすくなりますよ。

手数料 22%
報酬の受け取り 日本の銀行口座
(振込手数料は無料)
仕事の形式 受注側が報酬を設定(例:1ロゴ5,000○○円)
発注側が募集(例:1契約○○円)

ココナラで仕事を探す

Fiverr(ファイバー)

リモートワーク_サイト

  • イスラエル発の世界的に有名な会社
  • ココナラの海外版。報酬は高め
  • 居住国の通貨やPayPalで受け取り可能

Fiverrも受注者が自分のスキルをアピールして、発注者が注文するスタイル。ココナラの海外版と考えましょう。

Upworkと同じく、日本のサイトよりも高い報酬が見込めます。

ロゴやイラスト作成のほか、日本語教師、日英翻訳、日本向けサイト作成など、アピールするスキルはなんでもOK。

基本的な英語力は必須ですが、発注者の要望を理解して、報酬の話し合いなどが可能な方は、ぜひご自身のスキルを海外にアピールしてみましょう!

手数料 20%
報酬の受け取り アメリカの銀行口座
その他の銀行口座
PayPal, Payoneer etc.
仕事の形式 相手と要相談
(例:1契約○○円、時給○○円)

Fiverrで仕事を探す

長期のリモートワーク向けのサイト2選

ここまで紹介した5つは、クラウドソーシング専門のサービスでした。もちろん短期から始まり長期でお仕事ができる案件も多くあります。

ただ始めから長期的にコミットできる仕事を探したいという方は、他に2つ、登録しておきたいサイトがあります。

ビズリーチ

ビズリーチという名前は、聞いたことがある方も多いと思います。「ハイクラス転職サイト」と謳っており、年収800万円~の募集が大半を占めています。

海外在住者向けではないですが、日本在住者のみが対象なわけでもありません。

リモートワークが進む今、募集に適した人材であれば、雇用体系を問わずに採用する会社も増えています。私も実際に、カナダに住みながらビズリーチを利用して転職しました。

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ビズリーチ_海外在住_転職_リモートワーク

ビズリーチでは、リクルーターがあなたのスキルや希望に合ったスカウトを直接送ってくれます。自ら何十社も応募しなくても採用に繋がることが多く、英語やその他スキルを活かしたい!という方にはおすすめです。

Collie
仲介のリクルーターが間に入って、親身にサポートしてくれるので、とても心強かったです!

ビズリーチに登録する

LinkedIn

世界で10億人以上が利用している LinkedIn。

なんとアメリカでは3.3億の人口のうち、2億人が利用しているそうです。これはFacebookやInstagramの登録者よりも高い数字。

実際に英語圏では70%以上の会社が、採用にLinkedInを利用していると言われています。

今や国を超えて、場所を問わず働ける時代ですよね。世界のどこに住んでいようとも、LinkedInに登録しておけば、あなたのスキルを求めている会社の目に留まる可能性が十分にあるのです。

Collie
私はLinkedInで、AIの日本語を向上させる短期プロジェクトへのオファーが来ました。時給28米ドル(=約4,000円)と条件も良かったし、仕事も楽しかったです!

LinkedInに登録する

海外在住フリーランスが気を付けたい点

最後に、フリーランスとしてリモートワークを探す際に、気を付けたいポイントです。

  • サイトの利用規約を守る
  • 素早い・丁寧な返信を心がける
  • 発注者の善し悪しを見極める
  • 自分を安売りしない
  • 税金について調べる

サイトの利用規約を守る

仕事を受ける前に、各サイトの利用規約をしっかり読みましょう。

例えばマルチ商法に加担することや、仲介サイトで見つけた発注者と直接契約して手数料を払わないことなどは、多くのサイトで違反行為となります。

違反するとアカウント停止だけでなく罰金が科される可能性もあります。利用規約は必ず守りましょう。

素早い・丁寧な返信を心がける

できるだけ1日以内の返信、また丁寧な言葉づかいを心がけましょう。発注者は、最初のやりとりの時点で受注者の人柄も見ています。

信頼を築ければ、長期の契約や高い報酬にもつながります。

発注者の善し悪しを見極める

発注者にも、色々な会社や個人事業主がいます。すぐに信頼してはいけません。

やりとりが丁寧か、無理な要求をしてこないか、報酬が低すぎないかなど、仕事を引き受けるうえで信頼できる相手か見極めましょう。

自分を安売りしない

「未経験者も大歓迎」「経験が積めます」「アドバイスします」などの案件は要注意です。

特に誰でも応募しやすいライターなどは、よくよく計算すると1時間あたり数百円しか稼げていなかった!と後から気がつくケースも。一方で同じく未経験OKという案件でも、良心的な報酬を提示してくれる会社はたくさんあります。

応募する前に、1時間作業したら最低1,000円ほどは稼げるかどうか見極めましょう。勉強中の身だからといって、安すぎる案件を引き受けても、自分のためになりません。

税金について調べる

海外に住んでいても、まだ日本の「居住者」として定義される方は、日本での確定申告が必要となります。これは発注者が海外の会社でも日本の会社でも同じです。

居住国、契約の形態、収入源(労働/不動産所得など)などによって、日本および居住国での納税義務は異なります。

フリーランスで海外から仕事をするという働き方自体が新しいため、日本の法律もまだ整備されておらず、グレーな部分が多いのが現状です。自分はどのケースなのか、国税庁や税理士のホームページを確認しておきましょう。

まずは1件受注してみよう

海外から仕事をしたいフリーランスの方におすすめのサイト5社を紹介しました。

クラウドワークス 知名度が高く、使いやすさも抜群
ランサーズ 案件数が多く、福利厚生も充実
Upwork 日英スキルを活かして外貨を稼げる
ココナラ 特定のスキルをアピールして注文を受ける
Fiverr 海外向けにスキルをアピールして外貨を稼げる

どのサービスも、合う・合わないがあると思います。活かしたいスキルやチャレンジしたい分野の案件が多いかどうか、まずは複数のサイトに登録して見てみるのがおすすめです。

そして興味がある案件があれば、まずはひとつ応募・受注してみましょう。もちろんその際は、上の「気を付けるポイント」を忘れずチェックしてくださいね。

みなさんが海外にいながら、自分のスキルや興味を活かせる仕事を見つけられることを願っています。

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